掲載誌のお知らせ よいこのくに7月号、1さいだもん だいすき と、絵本の話
・よいこのくに 7月号(学研教育みらい)
「きらきらゼリーのよぞら」
七夕は先日過ぎてしまいましたが、色とりどりのゼリーやフルーツを並べて天の川に見立てました。
次のページでは、カップゼリーも。
七夕以外でも、夏のおやつにいかがですか?
それからもう1冊。
・1さいだもん だいすき
学研教育出版さんから刊行されました、1歳から2歳前まで楽しめる絵本。
こちらに掲載されているお料理ページをお手伝いさせて頂きました。
ホットケーキやカレーなど。
子ども達が目にする幼児教育誌や絵本。
このお仕事をさせて頂く上で私が気を付けていることは、見た目も実際に食べてもおいしいのはもちろんですが、一番はやはり「わかりやすさ」です。
まだ食経験の浅い子ども達がぱっと見て、「あっ!これ知ってる!食べたことある!食べてみたい!」と思えるようなお料理やお菓子。
それぞれの食材そのものが持つ独自の形や色を伝え、でもそこに子ども達がワクワクするようなしかけ(人参を星型に抜いたり、おにぎりに焼きのりでお顔をつけたり…。)を盛り込んでいく。
そしてここでもまた、いつも私がこのブログで書いています、「デコごはん」の魅力が発揮されます。
この「1さいだもん」、動物、乗り物、食べ物などの写真や絵を使って、遊べる歌やしかけページが盛りだくさん。
(シリーズで、0さい~3さいまで刊行されております。)
冒頭の文章にも書いてありますが、たぶん1回読んだだけで全ての魅力を子どもに伝えるのは不可能だと思います。
というか、もったいない。
繰り返し繰り返し読んで、途中で飽きてしまったらまた別の日に読めばいい。
我が家の娘も息子もそうですが、我が家の本棚に置いてある絵本たち、全て軽く20~30回はリピートされています。
そうすることで、次は何が出てくるのか、どういう言葉が出てくるのか、ということを理解し、そのことが嬉しくてまたリクエストする。
時には私がオリジナルでお話をその絵本に当てはめてみたり、お話の続きを作ってみたり。笑
そうしているうちに、ページの端が破れたり、ハードカバーの表紙が擦り切れてきたり、どこかに子どものよだれがついていたりするかもしれないけれど。
でもたぶんきっとそれが、世界にひとつだけしかない思い出の本になっていくのだと思います。
夜眠りにつく前の絵本の読み聞かせ。
最近は娘が息子に読んであげることも。
目にも心にも優しくて、特に保育園で一日離れていた子ども達との大切なコミュニケーションのひとつとして。
我が家では毎日欠かせません。